やさしいオフィス空間

人にやさしいオフィス空間を構築させるにはウェルビーイングが大きな要素となります。
従業員は「オフィスに出社したときより退社するときに、より健康であること・より良い思考ができること・よりハッピーであること」がウェルビーイング オフィスです。ウェルビーイングは従業員ひとりひとりが幸福(身体も心も健康な状態)であることで「幸せなワーカーは不幸な社員より創造性が3倍高い」という研究結果もあり生産性、創造性を高めるにはウェルビーイングは重要です。

オフィスのウェルビーイングを決定する3側面

身体面

《長時間に及ぶデスクワークでは「姿勢を変えながら身体をうごかすこと」》

  • 人間工学的に考慮、サポートされたチェア
  • 上下昇降デスク
  • 作業内容に合わせて座るチェアを選べる
  • 立席やソファ席などの様々な姿勢をとれる家具

固定した状態で座りつづけることは代謝を下げ、首や腰の痛み、集中度の減少などを引き起こし、認知的能力に多大な影響を及ぼします。身体を持続的に動かすことは仕事場での身体的、精神的な活力を生み出す不可欠な要素になっています。姿勢を変えながら身体を動かすことで健康かつ仕事の成果につながります。動くことを促進する環境、 そして座る際にはチェアは今日の働き方に適した座り方をサポートすることが重要です。

人間工学的に考慮、サポートされたチェア

認知面

《静かで仕事に没頭しながら短時間で質の高い仕事ができる環境》

  • 雑音と視覚的ノイズを抑制し静かで集中しやすいスペース
  • 邪魔が入らず集中が途切れないスペース

テクノロジーの進化により、リアルタイムでの情報発信や共有がこれまで以上に活発に行われるようになりました。人間の思考は平均3分ごとに中断されると言われていますが、邪魔が入り一度作業が中断すると再度作業に没頭し集中した状態になるには23分かかることが分かっています。コロナ禍以降ビデオ会議が日常化する中、今日のオフィスでは、完全に集中し「今」に全力を傾けることができ、より深い思考ができるように環境を自分でコントロールできる「場」があることが求められています。

雑音と視覚的ノイズを抑制し静かで集中しやすいスペース

情緒面

《チームへの帰属意識、企業文化につながる、人との交流を通して誰にでも公平で快適なスペース》

  • 同僚とつながったり、距離を置くことが出来るスペース
  • 新しいアイデアや意見が自由に交換できるスペース

人間は、他者と関わりたい(つながりたい)という社会的欲求を持ちながら、時には他者と距離を置きたいという相反する欲求に駆られます。その両方をバランスよく満たすことにより良い人間関係を構築し、組織の中で一人一人が尊重されていると感じられることが非常に重要になってきます。出社、リモートに関係なくワーカーの誰もがいつでも歓迎されていると感じられる「場」を創造することは、信頼関係を強固にし、コラボレーションやイノベーションを促進させます。

同僚とつながれる、逆距離を置くことが出来るスペース
▶ ウェルビーイングを考慮したハイブリッドワークオフィスの設計資料